2020年1月3日読了時間: 1分食農学類がおすすめな訳福島大学食農学類は、2019年に発足した農学系の学部です。教員38名という規模は全国の公立大学のなかでも最小クラスですが、既存の学部にはない新しい農学を開拓していきます。日本の社会、とくに農業や林業に閉塞感があると言われますが、新しい発想で大きな飛躍が可能な分野でもあります...
2019年1月4日読了時間: 1分Q: 森林科学分野を学んだ学生にはどんな進路がありますか?A: 森林を管理する人材の雇用は今後、大いに増加すると予測されています。2018年に森林経営管理法が国会を通過し、森林環境譲与税を制定して、森林整備を全国的にすすめることが決まりました。森林の所有と管理を分離し、所有者の意欲にかかわらず公益性がある場合に森林の管理を進めてい...
2019年1月4日読了時間: 1分Q: 福島大学ではどんな研究をするのでしょうか?A: 福島大学でやりたい研究は、大きく分けて2つあります。まず、私が開発した木質チップを用いた放射性セシウムの除染を広げていきます。単なる除染にとどまらず、森林資源を持続可能に利用し、農業の発展にもつながる利用を考えます。つぎに、土壌生態系の機能を活用し、「保全農業」を理論...
2019年1月4日読了時間: 1分Q: どうして横浜国立大学から福島大学へ異動してきたのですか?A: 横浜国立大学では森林だけでなく、農地も含めて「土壌生態学」を研究し、発展させました。福島第一原子力発電所事故による土壌汚染が、私が長年研究してきた土壌を長く汚染することを知りました。そこで、「土壌生態学」を応用して土壌を再生し、農林業を持続可能にすることが最も大切であ...
2019年1月4日読了時間: 1分Q: 先生は大学で何を学びましたか?A: 私は自然や生きものが大好きで、学部では林学科に入学しました。学部の間は、登山に明け暮れていましたが、森林のことを学ぶようになって、いままで眺めていた山が、いろんな意味を持っていることに気がつきました。大学院ではブナ林に毎月通ってサンプルを採り、研究室で解析することで、...
2019年1月4日読了時間: 1分Q: 生産環境学コースのなかで、森林科学分野ではどんなことを学びますか?A: 生産環境学コースでは、植物の生長をささえる農地と森林の環境を知り、その利用について学びます。そのなかで森林科学分野では、植物の生育基盤である土壌、森林の育成や計画的な利用、野生動物の管理、そして里山における人と自然の関係について学んでいきます。...