A: 森林を管理する人材の雇用は今後、大いに増加すると予測されています。2018年に森林経営管理法が国会を通過し、森林環境譲与税を制定して、森林整備を全国的にすすめることが決まりました。森林の所有と管理を分離し、所有者の意欲にかかわらず公益性がある場合に森林の管理を進めていくことになります。この制度の主体は市町村なので、今後、森林管理を学んだ人材が全国的に必要になります。また、民間でも高度な観測器機を駆使した森林情報の処理が行える人材が必要となります。「スマート林業」の名の下に、森林の持続可能な利用を前提として省コストで森林資源を利用する社会を担う人材が必要です。
Q: 森林科学分野を学んだ学生にはどんな進路がありますか?
更新日:2019年1月7日
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